発見と感動

こんにちは。着付師の川本郷子です。

日々の着付けの仕事を通して、思ったことや感じたことを

これから気ままに綴ってみようと思います。

私が着付けの仕事をするようになってからは

結婚式でのゲストやご親族、街行く人、TVで見る芸能人など

他人の着物の着こなしに目がいくようになりました。

いわゆる職業病ですね。

私自身も歌舞伎や能楽など好きで、

観劇に行ってもまず始めに目がいくのは

役者さんの着物姿です。

大胆な模様、意外な色の組み合わせと絶妙なバランス

どうなっているのか、気になります。

普段の洋服などでは思いつかないコーディネートを見た時は目からウロコです。。。

着物の始まり平安時代から脈々と培われた日本人のセンスですよね。

素晴らしいです！！

自然の中の色彩にも、はっとするような印象的なものがあり

植物や動物、昆虫などにも偶にとんでもない色調のものがあります。

例えばカエルの「アカメアマガエル」は、

とってもインパクトがあって

「えっ？何このカエルの色！」と、衝撃を受けました。

昔のひとの色彩感覚もこういうものからインスパイアされたのかもですね。

着付けのお仕事をする上でも何かヒントになるかな～と思いながら

スマホでパシャパシャ撮ったりしてはアルバムに保存します。

何気ない日常にあるモノの、固定概念を超えた発見と感動。

これからもアンテナを張って美しい着付けが出来るよう、日々鍛錬です！